2016/08/23

季節、移動中。


ウチの裏山では、毎朝鳥や蝉たちのいわゆる合唱が凄まじい。

本当にナチュラルな目覚まし時計だ。

そして、蝉の中でも夏の間隆盛を誇ってきたアブラゼミの世界に、ツクツクボウシが割り込んできた。

この地方で遺伝子をつないできた彼らは、秋の匂いを確実に感じ取っているはず。

2016/08/17

台風にビビって


台風がやってくるという事で、

「スエードの靴を履いてきちゃった!」

と、退社前に1人で騒いでいたら、
部下がこのビーサンをそっと貸してくれました。

雨、風共に大した事無かったけど。

2016/08/16

自由はどこまで可能か


リバタリアニズム。

これまで、自由についてあまり考えたことが無かったけど、
この本を読んでみてまず感じるのは、自由というのは
自分にとってもそうだけど、相手の権利も侵害しないという相互的なもの。

自由は自分だけのものではないという事。

当然の事のようでわりと難しい。

2016/08/15

オリンダのリストランテ



アルゼンチン映画の「オリンダのリストランテ(MovieWalker参照)」を観た。
近々料理をテーマにした撮影をディレクションするし、そのイメトレの一環も兼ねて。

料理シーンについて言えば、特筆すべきものは僕にはあまり見出せられなかったけれど、
ストーリーは身に沁みてくるものだった。

レストランの女主人のオリンダが「人生はままならないもの」って度々呟く。

だけど、その言葉が発せられる度に、まさに合言葉のようにもぞもぞと周りが動きだしていく。

「悔いの残らないように」

ということなんだね。やっぱり。

そんな映画。

あと、レストランの色使いが南米ぽくて、そして手作り感いっぱいで良い感じだった。
なんていうか、個性を消してまで右へ習えで小綺麗にすればいいってもんじゃないよね、と思う。