アルゼンチン映画の「
オリンダのリストランテ(MovieWalker参照)」を観た。
近々料理をテーマにした撮影をディレクションするし、そのイメトレの一環も兼ねて。
料理シーンについて言えば、特筆すべきものは僕にはあまり見出せられなかったけれど、
ストーリーは身に沁みてくるものだった。
レストランの女主人のオリンダが「人生はままならないもの」って度々呟く。
だけど、その言葉が発せられる度に、まさに合言葉のようにもぞもぞと周りが動きだしていく。
「悔いの残らないように」
ということなんだね。やっぱり。
そんな映画。
あと、レストランの色使いが南米ぽくて、そして手作り感いっぱいで良い感じだった。
なんていうか、個性を消してまで右へ習えで小綺麗にすればいいってもんじゃないよね、と思う。