2016/12/14

ミークアン

    

食べ物の投稿ばかりで恐縮なのだけど、まぁサミュエル・ジョンソンという偉人さん(サミュエル・ジャクソンじゃないよ)が「腹のことを考えないひとは頭のことも考えない」と言ったと、私淑している開高健大先生もおっしゃっているので、大丈夫でしょう。

ともかく、こちらのハノイで食した「Mi Quang(ミークアン)」が超絶美味かったので記録しておく。(現地価格約200円くらい?)

phoのようにさっぱりとしたスープに浸されているのもいいが、このように少量のタレと具と麺の混じり合いから生ずる味覚は、いくつかの地層のそれぞれの時代が想定できつつも、ある地点で地層がごちゃまぜになった為に、いきなり新時代が目の前に現れたような、そんな感覚であった。

タレがおそらくは秘伝なのであろうな。聞けば教えてくれたかな。

いやー、ほんとに美味かった。

是非とも週末料理で挑戦してみたい記憶に残る一品だった。

いろいろと種類もあるみたいです。

2016/12/12

ストリートカフェ


我が社のハノイオフィスを訪問中。

ランチに本場のphoに連れて行ってもらった。写真は、忘れた。

いやね、これ、好きな食べ物の部類に入るメニューだし、勿論そのさっぱり感に、半ナマのビーフ、パクチーを大量に乗せて食すお味は大変に美味しい。

美味しいのだけど、残念ながら僕にはよその店との違いが良くわからない。つまり、どこで食べても安定感のあるメニューなんだね。

現地の人によれば麺やトッピングの種類で微妙な変化があるんだと。

昔、パリの外れのチャイナタウンらしきところで食したphoが強烈に記憶に残っているのだけど、結局あのパンチ力は中華風のアレンジから発せられたものなのだろうか。今一度試してみたい。

ともかくphoひとつ取っても食の世界は深いよね。

それにしてもビーフを使っているのにこのお値段(250円程)で出せるのが素晴らしいとは僕らの感覚なのだろう。

食後はご覧の通り「ストリートカフェ」でみんなとベトナム茶を啜りました。僕はコーヒーだったけど。

いいよね、このフリーダムさ。

2016/12/11

ローカル食or日本食?

バンコク7日目。

終日休みの今日、夕飯を一人で摂った。ローカル食にあきてしまっていたのか、日本食系統がいいね、と胃かのアラートを受け取っていた。

しかし、僕の脳の中にかすかに存在する知的な薄層方面からは、「せっかくバンコクにいるんだから、開高健ばりに地元食をもっと鑑賞し、解釈し、堪能しなきゃだめだぞ!」と強制的でありかつ義務感すら感じさせる信号が発信されてもいた。(確かにブログネタにもなるしね)

もちろん、ローカル食は「タッパイ」だけではないわけで、宿泊しているホテル近辺でもほんの少しだけ理性を働かせて脇道に分け入ることさえすれば、刺激的な偶然の出会も得られたであろう。

でも、でも、結局はオフィス近くのモール内にあるYAYOIへ脇目も振らずに直行し、メニューをゆっくり吟味する暇も惜しんで、「とんかつ定食!」と、お嬢さんにオーダーしてしまっていた。

堪能?いえいえ、ほぼ一気食いでした。

明日はハノイへ。

2016/12/09

Yoko's cafe




BKKオフィスのスタッフの友人がカフェを開いているというので行ってきた。
イギリス?に留学していたオーナーのセンスで、アジアとヨーロッパのミックスされたデザインが映える、とても素敵な空間だった。

オーナーは向かって僕の左に凛として座っているYOKO。

といっても、She is "タイ人"。店名ロゴにもカタカナ入ってたり、日本好きなのかな。
だとすると嬉しいね。

2016/12/08

バンコクの日常とメディアの影響




70年も在位しておられたタイのプミポン国王が亡くなられて約2ヶ月が経った。
そんな時期に、今僕はバンコクにいる。

いやー、ともかく暖かくていいね!!!
とそんなことはともかく、街中では、黒か白か、概ねトーンの落ち着いた服を着て喪に服されている人々を多く目にする。

そういったことは、日本での報道やローカルのメンバーからの情報で、多少の事前知識を仕入れていたこともあり、驚きというよりは「やはりそうなのか」という印象を受けた程度だった。

そんな中、仕事柄、その地のライフスタイルやファッションシーンの動向を拾うために、まずは本屋に行って雑誌なんかを仕入れにいくのだけれど、今回はちょっと趣の異なる体験をした。

棚に並べてある雑誌がなんだか変なのだ。

よく見てみると、多くの雑誌の表紙がプミポン国王で埋め尽くされているのだ。一部欧米系を除き、それらのほとんどが国王の歴史を振り返るイシューとなっている。ファッション、料理、ライフスタイル誌などが、だ。

実際、大変失礼ながら僕は国王のお顔をよく存じ上げなかったので、その状況に最初は一瞬の戸惑いを感じたのだけど、実際に手にとって中身を覗いてみると、なるほどなと、立ち込めていた薄霧があっという間に消えていった。

どのページを捲っても、かの国王の人生を写真で追うことができる。中には日本を訪問した時の写真もあった。

不思議なもので、そんな数々の写真に触れていると、他国の国王とはいえ、なんとなく感情移入してしまうのに気づく。

メディアの影響力、写真の力を自分の内側から感じる瞬間だった。

ま、ともかく、今日もパッタイ(まさにこの店!)を食べてタイ経済に貢献するのでありました。









2016/12/07

東南アジアのメンバーと。



タイ市場を攻めているメンバーと。

市場性とか分析とかクソ喰らえ!やると決めたらやりきるしかないんだ!と思えるひと時。やりきるしかないよね。

写真はビールなんだけど、リーズナブルなワインが美味しかった。
日本でももっと美味しいワインをリーズナブルに提供する店があるといいよね。

2016/12/06

ピクスタのバンコクオフィス


当社のバンコクオフィス。

なかなかおしゃれでしょ〜 とちょっと自賛。ある意味、日本の本社を抜いている感もあったりする。

仕事をしていて気持ちの良い事が大事だから、そういった良い気が流れる空間作りは経営の中でも優先順位高い項目の一つと思っている。

それにしても深夜便での早朝着からの業務はきつい〜

今晩はおとなしく休みます。

2016/12/05

貸し切ったった。


出張で、バンコクへ向かっている。

写真は、自宅の最寄りからでているリムジンバス。なんと、僕以外の乗客は皆無。

バスを一人で貸し切るのは初めての経験だったので、贅沢、驕奢、奢侈、、、、、、
いやいや、決してそんな感じではなくて、なんというかふわふわと所在が無いという方がより近い感覚だったかもしれない。

でもなんだかお得だな、と。

しかし、走り出して10分もすれば読書に夢中になっていて、結局自席とお隣の2席をこじんまりと占領しただけで羽田に到着。「1,250円で羽田まで行く」という効用以外に、勝手に期待値を上げても結局は何も起こらなかった。

むしろ、人々の観察ができない分、損失を被ったのかもしれなぞ、とか思った。

ま、どっちでもいいね。

出張頑張ってまいります。






2016/12/04

週末料理:肉骨茶(バクテー)


週末は何となく料理をしている。

今日は、シンガポール赴任時代によく食べていた肉骨茶(バクテー)を作った。超有名店である松發肉骨茶のオリジナルスープの素を使用したので、当たり前なのだけど、それなりの味を再現できたと思う。

シンガポールのオフィスが同店の近くだったこともあり足繁く通った。ほんとにうまくて、今思い出しても垂涎ものだ。

で、内田バージョン。もちろんニンニンくをたっぷり仕込み、さらにオレンジ白菜と長ネギを投入し若干の日本テイストにカスタマイズした。オリジナルはキレッキレのスパイシー全開なのだけども、スープの中にうっすらと広がった白菜の繊細な甘みがスペアリブにも染み入り、これはこれでオリジナルとは一味違う肉骨茶に仕上がった。

とりもなおさず、家族が喜んでガンガン食べてくれたことが一番嬉しかった。料理の醍醐味はこれに尽きる。

明日から少し長めの出張。頑張るぞ!


2016/12/01

習慣とマザー・テレサの言葉

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。 by マザーテレサ


最近習慣について考えている。

たまたまではあるけれど、帰宅後に、妻が娘と話し合ったと言って、この言葉を教えてくれた。

最近読んだ本にも、習慣の多くは「好きという気持ちがなくなった後でも長く続くもの」と書いてあった。酒やギャンブルなど、やめたいと思っているような悪い習慣にも当てはまるものだけど、好ましい方向に行動を習慣化できたらそれはきっと人生を実りあるものに近づけてくれるだろう。

いわゆる悪習の蓄積で今があるような自分だけど、何か一つくらいは良い習慣を身に付けないとなと思っている。

批判もあるようだし、聖人かどうかは判断しかねるが、マザー・テレサのこの言葉には間違いなくグッとくる。

というか、妻と娘(小2)もこんな話してるなんてすごいなぁ。