以前、湘南のとある海まで歩いて数分のところに住んでいたことがあります。
そんな自分に得意になって、ローカルサーファー気分でよく近くの海に入っていました。
しかし、場所によっては本当のローカルたちが集まるポイントがあります。全般的に波が良くない湘南だからこそ、そんなポイントは貴重なのです。
しかし、僕はそんなのお構いなく侵入し、そして痛い目に遭いました。痛い目、といっても傷つけられた、とかいうことではありませんけども、そこでサーフィンをしたい 者にとっては痛烈なパンチでした。
アラフォーのおじさんは変なプライドが傷つけられ、当時は、そんな狭い世界どうかしてるぜ、とか思ったりしていました。
しかし、数年経って自分を振り返ってみると、相手に対していかに「敬意」を払えていなかったか、と思えてきました。これは、その世界に通じることができなかたのは、むしろ自分自身の問題なんだなと。
まぁ、そんな心境に至るプロセスは海の経験だけではないんですけども。
人は、自分に敬意を払っている者に対しては、少なからず心を開くものです。心を開き合わないと、コミュニケーションは成り立ちませんものね。
写真のナショジオにて紹介されているブルース・デソトさんは、ハワイでも有数のローカル色がつよいサーフポイント、マカハの有力者だそうです。
「敬意を払えば、いつでも好きな時にきて波乗りができる」
つまり、謙虚にいましょう、ということでしょうか。
あー、サーフィンしたい。