2012/08/25

デッサンはベンチャー運営に似ている、かな。

みなさん。こんにちは。

今日(土曜日)は娘と絵を描きました。以前から約束していたのですが、なかなか実現できずにいましたが、やっと約束を果たせました。自分にとっても久しぶりのお絵描き。

もう10年位前でしょうかね。一時水彩とパステルを使ったデッサンに凝った事がありました。その時に揃えた画材を一通り持っていましたので、それらを押し入れの奥から久しぶりに引っ張りだしました。絵の具のいくつかは固まってしまっていましたが、筆の保存状態は意外にも良好でした。サイズもこんなに揃っていたのか!と自分でも驚くくらいのラインナップ。

下絵は娘の絵本を参考にして、僕が担当。鉛筆でデッサンしました。色を塗るのは娘の担当。娘はどうしても絵本と異なる色を使おうとします。最初は、「違うよ、こっちの緑だよ」とか注意を促していたのですが、「はっ」と思い直しました。彼女にはこの色に見えるんだな、と。大人の濁った目には見えない何かがあるのかな。という事で、何か聞かれたら「これがいいんじゃない」と答えるだけに留めて、あとはフリーハンド。出来上がりはかなり刺激的でした。(パパにとってはね)

絵を描くのってある程度時間がかかります。何を描くのか、という構想から始まって、下絵を描き、そして絵の具でベースを塗り込みます。乾くのを待って、部分的に足したり引いたりを繰り返します。4歳児は出来上がりを予想していないと思われるので、その時々の感覚で塗っていくのでしょう。脱線したりもします・・・でも、最後まで集中して取り組んでいるその姿を見て、僕も刺激を受けました。気付くと彼女の脇で自分の作品に取り組んじゃってました。

風情も何も無い事を言いますが、絵を描く過程は、まるでベンチャービジネスだなぁなんて思ったりしました。ある程度の下絵があって、あっち行ったりこっち行ったり。しかし確実に完成を目指して進んでいるところがね。

「こんな色もいいんじゃない?」ていう感覚を持つ事と、そういうアイデアが出てきた時に、「いいかも!」と感じられる感性が大事なんだよね!


「ベースと完成図」


2012/08/19

ゆったりとしよう@日曜日

みなさん。こんにちは。

いやー、いい天気ですね。最高です。相変わらず暑いけど、南北の窓を開け放てばゆるーくナチュラルな風が、時たまやってきます。冷房によって人工的に整えられた室温とは違って、風が通り過ぎたその瞬間にとても涼しさを感じます。

ところで、今日我が家は、妻も娘もいません。じじ・ばばの所に遊びに行っています。健全な男子であれば、「チャンス到来」とばかりに出かけたくなるところですね。サーフィンもしたいですが、最近は、自宅近くの由比ケ浜以外のポイントに入る気がしなくて、移動する気になれません。道も混んでるしね。

というわけで、今日は自宅でゆっくり過ごす事にしました。昨晩仕事帰りにDVDを3本借りたので、久しぶりの映画三昧の一日となりそうです。今回僕に拾われたストーリー達は、1)画家と庭師とカンパーニュ 2)ヒストリーオブバイオレンス 3)カサンドラズ・ドリーム。1)は朝一で既に見てしまいました。フランス映画です。小学生時代にお友達同士だったおじさん2人がメインで、かれらの関係を通して「近しいモノ(ヒト、物、事)」を如何にちゃんと見つめられるか、ということを改めて感じさせてくれる物語です。ユーモアもあって笑える箇所もありました。フランスの田舎暮もいいな、なんてね。2)はデビット・クローネンバーグとウィゴモーテッセンのコンビ。見たかった一本。3)はウッディアレンのサスペンスモノだって。こちらは偶然の出会いです。パッケージがイマイチだったけど目をつむって借りてみました。

午後の合間には、近くのカフェで本でも読もうかな、なんて考えています。こういう一日って、ほんと贅沢だと思います。みなさんは、どんな日曜日をお過ごしですか?


そうそう、この写真は妻と娘が通っている自主保育の会で育てていたもので、ついに先日収穫してきた野菜の一部。右のやつ、名前なんていうのかな?

2012/08/18

「Pulse」に嵌っています。


みなさん。こんばんは。

アーリーアダプターのみなさんは既にディープなユーザーとして活用されているかもしれませんが、今僕は、Pulse というニュースリーダーに嵌っています。もう毎朝の通勤時間のほとんどをこれに使ってしまっていて、Twitterと本を読む時間が無くなってしまっている程です。

何がいいかと言うと、タイトルとメインビジュアルで記事が一覧出来るところです。テキストだけよりも、多くのリストのなかから記事をピックアップするのが全く苦になりません。僕みたいにビジュアル好きにはもってこいです。特にArt&Designのジャンルなどは見ていて本当に飽きないです。一気に素早く世界のアートやデザインに触れる事ができる感覚は、とても感性を刺激されます。

メディアは、彼らの産み出すコンテンツを如何にユーザーに見てもらうかが重要です。そして、僕の様なユーザーは少なからず存在しているはずです。ですから、今後はブログやニュース記事の内容と関連ビジュアルのセット感がますます重要な関係になっていく予感がしまよね。ストックフォトはそのニーズに対応していく先頭打者であるべきではないのかな、などど考えていますが、海外ではすでに積極化している模様・・・

(関連記事)
人気のニュースリーダーアプリケーションのPulse、ついにウェブ版が登場(開発にはMicrosoftも協力)

2012/08/17

今のとろこは、『目の付け所がシャープ』では無かった件



photo credit: Funky64 (www.lucarossato.com) via photo pin cc


みなさん、こんばんは。


今日の経済方面のニュースは、リンクを貼ったロイターの記事に限らず、シャープのリストラ策がメインだったようですね。

シャープは短期資金確保を優先、資本増強「条件悪くコスト高」


内容については様々なアナリスト達が分析していますし、報道も結構詳しく出ていますので、どうぞググってくださいまし。僕の出番ではありません。まぁ、条件の悪い資本増強で進んで行かなくてはならないくらい、状況は逼迫していると普通に予想されます。

我が家の液晶TVもあの「亀山モデル」です。購入当時は「一番いいブランドを買ったぜ」と独りごちたものです。ほんの数年前にはイケてるテレビメーカーだった会社が、今や台湾企業に買収されてしまいそうな始末。隔世の感がありますね。昨今このような話はシャープだけではないですから、珍しくないと言えばそうかもしれませんが。

しかし、これからの日本では、こういったケースがさらにでてくる可能性は大いにありそうです。こんな状態から彼らがどう立ち直るのか、または立ち直れないのか。生きたスタディーケースが目の前にあるんですよね。リアルタイムで学べる事には価値があります。後々色々と検証されたケースをあれこれとビジネススクールで勉強するのも勿論素晴らしい事なんですが、ネット社会の今日では、直ぐに、それが例え80%の理解だとしても、自分のものにしてしまうスピード感も重要だと思います。

というわけで、是非、シャープな改革を期待しております。



2012/08/11

大陸ハードラー”劉翔"のオリンピック


photo credit: Robert Voors via photo pin cc


人にかけられる期待よりも、自分にかける期待がいい。

オリンピックはある意味怖い。二大会連続でスタートで失敗した大陸ハードラー劉翔。いやー、もうびっくりした。僕はなでしこの銀よりも彼が気になって仕方がない。あ、変な意味ではなくね。しかも痛めたのは2回とも同じアキレス腱。あの世のアキレウスもきっと人ごとではいられないだろう。

ゼッケンの件で言われている様に、人民の期待の重みに潰されたんだろうか。そうであるなら彼へ投げかけたい言葉はシンプルだ。「この失敗は他人のせいにすればいいよ」ということ。きれいさっぱり忘れて次へ進もうぜ。戦犯扱いにされる大変さは僕なんかの想像を超えているかもしれないが、そんな暴風雨の中でも、心の中では「それは、こんな重過ぎる重圧をしょわされたせい」にしてしまって、体内から出てきた変な塊を、コンビニの袋にでも詰め込んでその場のゴミ箱に捨てしまえばいい。彼自身の人生がまずい方向に行ったりなんかしたら、重圧をかけた人々が「溜飲を下げる」事だけしかこの世には生じない。それは何の意味も無い事。

と、まったくもって余計なお世話なんだけど、最後までケンケンでゴールした彼を見て、とーっても感動し、その後むくむくと湧いてきた老婆心というやつですのでどうかご容赦を。

劉翔という三国志に出てきそうな名前のこの男は、これからどんな人生を送るのか。とっても気になる出来事でした。