2013/01/24

次なるジョブズ。

シリコンヴァレーが認めた次なるジョブズ:ジャック・ドーシー」ってWIREDの記事に僕の心がざわざわさせられた。


ジャック・ドーシーとはiPhoneのイヤホンジャックにカードリーダーをはめ込むだけで、だれもがカード決済を行う事ができるサービスを提供している「Square」社のファウンダー兼CEO。

つい昨日読み終えたばかりの MAKERS―21世紀の産業革命が始まる にも紹介されていたので、その存在は僕の頭の中で直ぐに繋がった。

何がざわざわさせられたのだろうか。恐らくこの求道者のような、己の確固たる価値観を持ちながらも世俗的な成功をおさめているタイプの人間に、非常にコンプレックスを感じるからだろうと思う。

憧れの対象に比較して、自分の欠落する部分を埋めようとするときに起る感情だ。それも埋めようがないほど大きい存在。

なりたいのになれない存在。なろうと望めば望むほど世間の喧騒に翻弄されるばかりでますます遠ざかってゆく・・・あーあ。

それにしても、Twitterで(Twitter!!!) 大成功しているにも関わらず(これは実情を知らない一般人の目線かもだけど)、さらに新しいビジネス、それも決済業界という巨大なマーケットで革新を巻き起こす様なサービスを興して再び成功する。もうケタが1000個くらいはずれている。彼はこれから一体どこまで上ってゆくのだろう・・・

そんな記事だったのだが、取り敢えず特に印象に残った部分を備忘録的に引用しておく。
いま彼らが夢に描くのはドーシーの下で働くことだ。PayPal創設当初の幹部で有望株のキース・ラボイスも、SquareのCOO(最高執行責任者)に就くことにしたのはドーシーがいたのが大きな理由だと語る。「CEO兼創設者としてするべきことは3つある」と、ラボイスは言う。「戦略的に考える、デザインを推し進める、テクノロジーを推し進める。その1つに長けている人なら、ごくごく基礎的な会社をつくることができる。大成功している人はたいてい、2つに長けている。だけどジャックは、ぼくがシリコンヴァレーで出会ったなかで唯一、3つすべてに長けている。一流の戦略家であり、一流のデザイナーであり、一流のテクノロジストなんだ」。
これからケタ違いに成功する創業者に必要な3本の矢はこれなんだね。


ところで、自分の心にコンプレックスが起る要因をもっと深堀していこうと思うのだが、とりあえず眠いのでまずは一旦寝てしまおうかと思うんだ・・・明日の為に!

あっ、わかった!これだ。この淡白さだ。求道者になれないのは・・・


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