2012/05/23

ロンドンいいね!




業界関係の世界的な集まりに出席するための出張で、ロンドンから昨日帰国。
仕事はまずまずの成果であったし、マネージメントのメンバーと色々話せたのは大きな収穫だった。英語力が課題なのは一向に改善されていないけど。でもまぁ、まだまだ伸びるぞと自分では思っている。

さて、ロンドン。
10年くらい前に本当に一瞬だけ寄った事ある程度だったので、今回が初めてのロンドンと言っていい街。そして、かなり気に入った。

その街を好きになるかどうかは、それはもうその人の肌感覚を信じるしかないわけだけど、海外に行くと特にその思いを強くする。今回のロンドンにしたって仕事ばかりで街をゆっくりとまわったわけでもないし、食べ物のチョイスはかなり外しもしたけど、とにかく住んでみたいと強く思った街だ。僕くらいの年になると落ち着いて、ゆっくりした所にいわゆる終の住処を求める傾向が強くなる。特にサーフィンなんかが好きな僕は「住むんならハワイとか最高だね」、なんて思っていた。しかし、ロンドンは何だか「刺激」を感じる街だった。ちょっと恥ずかしい表現を使えば「クリエイティブな感覚が刺激される街」・・・・・ぷっ。でも本当にそう思ったんだ。ただ、もっと良い表現が思いつかない。ごめんなさい。

ともあれ、何でそう思ったのかというと、「程よく都会で程よく多国籍」なところ。滞在したのがブリックレーンというバングラデシュ人や市場の多いエリアだったということもあるんだろうけど、都会風のスタイリッシュさと混沌とした賑わいが同居する部分に刺激を受けた気がする。ストリートが一本違えば、そこは完全に「異国」だったりするんだ。なんちゃってじゃなくてね。店も人もファッションも何もかも・・・。

僕は、例えば「自然と都会」といった異なる環境の両方に身を置いてバランスをとる事でモチベーションが上がる派なので、そういう意味でもこの街のそういったころが気に入ったのかも知れない。数回滞在したことあるニューヨークも似たところがあるけど、あそこは、そのスケール感を僕は持て余してしまう感が否めない。ちょっと疲れてしまう、とでも言うのかな。

人間って住居であれ組織であれ、少なくとも自分がいる環境に左右される生き物でしょ。だったら本人の目的にあったほうに流された方が断然いいし、望ましい結果を得やすくなるんじゃないかな。何もアートとかそんな話だけのものではなく、仕事だってこれからは着想がものをいう時代。そして、刺激を受ける環境が良い着想を生む土壌となるんだろうと思っている。

だから、「自分はどうしたいのか?」という軸に向かって自分の身を置くべき環境を能動的に選択していく努力が必要なんだろうね。それは、時々によって移り変わるものでもあるから、何歳だろうと、いつかららだろうと変化を求めても良いものだと思う。

ただ、歳をとってくると変化を作り出す事が億劫になってくるので、そこのところを突き破っていかなくては!


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