2012/08/11

大陸ハードラー”劉翔"のオリンピック


photo credit: Robert Voors via photo pin cc


人にかけられる期待よりも、自分にかける期待がいい。

オリンピックはある意味怖い。二大会連続でスタートで失敗した大陸ハードラー劉翔。いやー、もうびっくりした。僕はなでしこの銀よりも彼が気になって仕方がない。あ、変な意味ではなくね。しかも痛めたのは2回とも同じアキレス腱。あの世のアキレウスもきっと人ごとではいられないだろう。

ゼッケンの件で言われている様に、人民の期待の重みに潰されたんだろうか。そうであるなら彼へ投げかけたい言葉はシンプルだ。「この失敗は他人のせいにすればいいよ」ということ。きれいさっぱり忘れて次へ進もうぜ。戦犯扱いにされる大変さは僕なんかの想像を超えているかもしれないが、そんな暴風雨の中でも、心の中では「それは、こんな重過ぎる重圧をしょわされたせい」にしてしまって、体内から出てきた変な塊を、コンビニの袋にでも詰め込んでその場のゴミ箱に捨てしまえばいい。彼自身の人生がまずい方向に行ったりなんかしたら、重圧をかけた人々が「溜飲を下げる」事だけしかこの世には生じない。それは何の意味も無い事。

と、まったくもって余計なお世話なんだけど、最後までケンケンでゴールした彼を見て、とーっても感動し、その後むくむくと湧いてきた老婆心というやつですのでどうかご容赦を。

劉翔という三国志に出てきそうな名前のこの男は、これからどんな人生を送るのか。とっても気になる出来事でした。


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