2012/03/05

【書評・感想】社会心理学を学ぶ人の為に

「考える」ためにはその人なりの軸が必要なはずです。

軸がない中でいろいろな分野に「吸収力」や「素直さ」だけで勝負していっても、
それはその都度流される結果になってしまいがちです。

それではいつまでたっても大海原を漂流する無人の筏のようなものです。

というわけで、ここ1年ほどの本やブログの乱読、ツイッターなどを追った結果、
僕なりの「軸」になりそうなテーマを設定しました。

それは、

社会心理学

というジャンルです。インターネットこそ、個人と社会との間で起こっていること
の関連が顕著な分野はないのではないかと、考えれば考えるほど行きつくのです。
一時はプログラムをきちんと勉強しようか、とも考えたのですが、携わっている
仕事のポジションなども検討して、インターネットと人々との関わり方を学んで
いく方が僕にとってはマッチしているなと考え直しました。

難しいテーマではありますが、これからの研究対象として相手に不足はないかと
考えています。

そんな事を考えさせられた一冊がこちらです。



入門書ではありますが、僕にとっては難解な内容のオンパレードです。しかし、幾度と
なく読み返して、少しずつでも本書の理解が深まってくると、他の書籍などと連関し、
それらがつながったりして、もっと知りたい!という欲が深まってきてとても面白いです。

これが、知的興奮てやつですかね。

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