2015/06/03

「私にとっての転職とは」

私は、ストックフォトといって、広告やウェブサイト向けの写真・イラスト・動画素材のマーケットプレイスを運営している会社に勤めています。

中でも、素材そのものである「コンテンツ」の担当であり、日本中いや世界中から良質な素材を集めてくる業務を中心に担っています。

今の会社に入社する前も、国内ではいち早くストックフォトのウェブ販売に取り組んだ会社の立ち上げに参加し、サイト運営と営業を担当しました。そして、その後自社でコンテンツを制作する会社を起業して7期代表を務めました。そんなわけで、この業界に携わり既に12-3年が経とうとしています。

今49歳なので、おそらくこれからもこの業界に関わっていくんだろうなと漠然と考えていますが、まぁこればっかりは何が起こるかわかりません。

なにせ、それ以前は証券会社や外資系金融、独立系商社(それも水産!)モバイル系スタートアップなどを転々としていましたからね。結局「会社」という枠で考えれば今の会社で起業含めて7社目(!)です。業種的には3業種(金融・商社・ネット)となります。

こんな飽きっぽい性格の男がなぜストックフォト関連の仕事は長く続くのか、と考えたときにやはり「ビジュアルが好き」という一点に尽きるなと最近改めて認識しているのです。

それも「作る」方により近いポジションを取ることが私のモチベーションの源泉のような気がしています。

私にとってのその魅力はもっと深いところにあるのですが、まぁそれはいずれちゃんと整理しようと思います。

この業界に入ったきっかけは偶然でしたが、そういう意味では幸運に恵まれたなとしみじみ感じているところです。

こうやって振り返ってみると、私にとっての転職や職業を変えるという選択は、自分にフィットする組織を探し求めるということではなく、生涯付き合っていける(いけそうな)仕事とは何かを見つけるためだったと言えます。

私の場合は「誰とやるかより何をやるか」だったのかもしれません。

その為には組織カルチャーやその他に少々難があっても、自分のやりたい仕事がここそこには存在しているか、に主眼を置くと色々と見える風景も変わってくるのかなと思いますね。

それがなければとっとと転職してしまうのも勿論一つの手段です。

直近では身の周りでもそんなこと(転職)を色々と考えている知人も多いようです。

こんな私の人生でも一つの参考になればいいな。


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