2015/06/11

塗り絵の枠をはみ出してみる。

娘は塗り絵が好きなようです。

最近は、もともと描かれている枠の中ではりますが、ただ色を塗るという行為から彼女なりに工夫がみられるようになりました。

例えば動物であれば、本体のメインとは異なる色で縁を彩ったり、ハートなどの様々な模様を配置したり、果ては何か別なパーツを新しく付け加えるといった感じです。

そういう「オリジナル」っぽい部分を見つけた時には積極的に褒めるようにしています。

塗り絵というものを改めて見ていると、やりようによってはある程度自由に選択できる余地があるんですよね。枠があるだけで、「こうやって塗れ!」と指示があるわけでもありませんからね。

とはいえ、はじめに「しっかり塗る」という基本があったからこそ枠を外すという行為が活きてくるのかなとも考えたりします。

まぁ私レベルの凡人の域で、規格外的な感覚が云々と言っても始まりませんが、「枠をはみ出す」「はみ出してみる」ことに何がしかの価値があるという考え方はビジネスの世界でもガンガン言われていることです。

しかし、逆説的ですが「枠をはみださない」ことにも価値はあるよなと。ただ、それはその「枠」自体を大きくしていくことが前提となります。容易にははみだせない位の枠を自分の中に持ち続けるということです。

小さい枠をはみ出る生き方と、枠を大きくし続ける生き方

なんとなくですが、もともとの小さい枠しか持たない私のような凡人には、後者を選択すべきな気がしています。

ただそれも、今持っている枠を意識的にはみ出す行動をし続けることで得ることができるのだと思いますけど。

娘の塗り絵のやり方を見ていてそんなことを考えていました。

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