石原裕次郎、浅丘ルリ子版。
ケーブルTVの日本映画チャンネルに何気に合わせたらやってた
作品。
ちょっと大げさな劇画チックな演出はまぁ置いておいて、
主人公の玉井金五郎という人は実在の人なんですよね。
彼は玉井組の組長であり作家
火野葦平の実父なのだそうです。
その父をモデルに火野さん自身が書いた小説が原作となっています。
映画化も多く、石原裕次郎以外にもいろいろな方が演じていらっしゃいます。
それにしても、この火野葦平という作家。
戦後、一時は戦犯作家の烙印を押され、公職追放にまでなったということを知りました。
戦犯作家!!
一度貼られたレッテルを跳ね返すなんてことは並大抵なことでないのは想像に難くありません。
しかし彼は、小説ひとつで再び復活したといいます。
それこそ真の実力があったと言えるのかもしれませんね。
映画そのものよりも気になる題材です。
今度、小説も読んで見よう。
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