2012/02/23

疑問は意識的に持とう



photo credit: Marco Bellucci via photopin cc

「意識的に疑問を持つ」という事について考えてみました。

(疑問力)

疑問力とは、意識して養っていかないと急速に低下していく能力だと思います。

疑問を持つという事は、その答えを知りたいという欲求とセットです。
従って答えを探す行為も伴うのです。これは探究です。自分の中にこれまでに
ない知識や考え方、方法論の発見につながるわけです。

だから、疑問を持つというのはとても重要な事だと認識しています。


(物分りのいい大人)

僕らは、子供の頃から疑問だらけで生きたきたはずです。しかし、多くの人々は
年を重ねるにつれ、疑問が無数の針の様に突き刺さった角が、どんどん取れて
丸くなってきます。角が取れるっていうのは疑問力が無くなると同義だと僕は
思っています。
そして、物分りが良いのがいい大人、などという若者の高等戦術にまんまと
はまって、上から目線で柔和な紳士然としてふるまったりしてしまうわけです。

それでは新しい事を生み出していく事など望むものかな、です。

インターネット時代では、我々世代はむしろ下の世代から学ぶ事が多いはずです。
当たり前感覚で、彼らと同じ目線になれるかどうかがポイントです。

(自分の好きなことばかりやる大人)

また、大人になってお金や時間に余裕ができてくると、趣味など自分の好きな
事ばかりに没頭する人は多いです。これは脳には良いとされている論調が多い
ですが、個人的には逆で、それは思考パターンが単調化する要因につながると
考えています。

自分にとって気持ちの良い事だけが良薬とは限りません。
好奇心は持ち続けたいですよね。

(これからが勝負)

インターネットの普及はまだまだこれからが本番です。これから数年後の
うちにFacebookやtwitterをしのぐWebサービスが出現しても何ら不思議では
ありません。それを実現する人々は、きっと今頃疑問だらけの毎日を送って
いるかもしれません。
それこそ、これまでの常識が引っくり返るようなサービスは必ずでてくる
でしょう。

僕はそんな社会が到来しても、同じインターネットに携わりながら、第一線
で働いていたいと思っています。それには、もっともっと個人の成長を高めて
いかなくてはなりません。

だから、楽な方に走らずに、疑問をもつというスタンスの習慣化
を強く意識していこうと思います。

記事を書きながら思ったのですが、Twitterで「疑問」を毎日つぶやくのを
習慣とするのも効果がありそうですね。

0 件のコメント: