2012/09/23

感性の交流



photo credit: Bastien Vaucher via photo pin cc

いやー、めでたいです。最近僕の周りでは結婚ラッシュ!
先週に引き続き、昨晩も披露宴の2次会に出席してきました。新郎とは10年程前に携帯メールマーケティングをコア事業としていたベンチャーで、一緒に働いていたという間柄です。彼は今ではIT企業の経営者。というわけで、参加者にはネット関係の人々が多かった模様。あ、彼の学生時代のアメフト仲間と思われる方々もいらっしゃった様です。
そうそう、新婦も美しいお方でした。

僕は、そのベンチャーの創業者だった原さんと久しぶりに会って、パーティー中一緒にあれやこれやと立ち話をしていました。彼は現在、大企業の中枢で頑張っていて、陳腐な表現ですが、まさに世界をまたに掛けて飛び回っています。そんな彼との会話で盛り上がったトピックとして、巷で行われている様々なイベントやパーティーでは、どうやら同じ業界の方々で固まる傾向にあるよね、日本て。というものがありました。僕も以前からなんとなくそんな事を感じていて、あー、同じ様な事考えている人がいるんだな、と少し嬉しくなりました。

その後、恵比寿から鎌倉までの”帰宅”という長旅の中で、このトピックについて、あれこれと思いを巡らしました。例えば証券マンと写真家がアートや世界経済について語り合う。ベンチャー経営者と服飾デザイナーが互いの感性にインスピレーションを得る。普段は全く別の職業なんだけども、そういった交流が気軽にできるような場は、意外に少ないのかもしれません。普段自分が手がけている事と全く別世界の人間の話を聞くのはとっても刺激的だと思います。しかし、そういう機会が少ないと嘆いていても始まりません。ちょっとした集まりに顔を出すのでも、人脈をつくりに行くんだ!とギラギラするのではなく、面白い人達と会話をし、刺激を受けて感性を高めに行く、くらいの意識でいることによって、その場は激変するかもしれないなと思ったりしました。そう、要は「感性の交流」なんですよね!こういった交流が増えると、例えばクリエイティブにインスピレーションを受けたセンスのいいビジネスパースンが増え、或はビジネスをしっかり捉えられるクリエイターが増えたりしていいかもねー。というお話。

ま、結婚披露宴の2次会は別ですよ。お祝いなんでそういうコンセプトではないです。でも新郎新婦と話す時間は限られているので、折角なら自分とは違う何かを感じる人に積極的に話しかけてみるも面白そうです。

そうそう、原さんとは何かやってみようか、と企んでいます。


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