2014/04/04

アナと雪の女王を見ました!

先日、といっても数週間前ですが、ディズニー映画の最新作「アナと雪の女王」を家族で観に行きました。

内容自体は大人にとっても程々に共感でき、楽しめるものでした。ミュージカル仕立てということもあり、吹き替えではありましたが見事な歌が見所(聞き所?)の一つでもありました。今でも歌声が耳に残っていて、ついつい口ずさんでしまうほどです。レット イット ゴー♩レット イット ゴー♩♩

それにしても、アニメの吹き替えに有名人を起用するようになったのはいつの頃からなのでしょう。この傾向は昔からありましたっけ?そうだとしても最近特に多いような気がしているのは気のせいでしょうか。

そうする理由として考えられるのは、おそらくその有名人を認知している親世代への訴求を意識しての事だと推測しますが、なんとなく釈然としませんでした。

確かに、ショッピングモールに位置する映画館の客の殆どは家族連れが多勢を占め、従来の中心勢力だった若者たちにを完全に凌駕しているように見えます。

それに、子供にとっては声の主が誰であるかは今は関係ないでしょうし、親達は「アナは誰々の声なのよ」と囁き合い、副次的な話題で盛り上がるのは否定しません。

しかし、私の中の違和感は、その声の主が誰々だと具体的にイメージ出来てしまうと、むしろ雑念として膨らんできてしまうところにあります。どうしても有名人の存在がキャラクターとダブってしまうのです。そのイメージが良い方にピタッとくればいいのですが、キャラクター=有名人 という等式はどうもなぁ、という感じがします。

アニメのキャラクターはそのキャラクターそのものであって欲しいと思うわけです。個人的嗜好&古い話で恐縮ですが、飛雄馬、哲郎&メーテル、ハーロック、古代守、ケンシローやルパン三世のように。それにしても古いですね。

子供達も成長して、色々と理解するようになってくると、「えー、アナの声はあのおばさんだったの?」となるようなならないような、、、

その点、プロの声優は様々なイメージで表に出る有名人に比べて、無意味な露出度は低そうなので、キャラクターの声としてのイメージを長期的に保ってくれるのではないでしょうか。

そんなところにプロの声優の価値があるように思ったりしました。

という訳で、私はアニメの吹き替えには極力プロの声優を起用することを希望する次第です。


0 件のコメント: