設定されているゴールに向けて、抜け漏れを確認しつつ正しく導いてくれる役割の存在は、つい撮影に集中してしまうカメラマンには有難い存在です。
とはいえ、予算等の理由からディレクション担当を入れる事が出来ない撮影現場が殆どなのは承知しています。
ディレクション担当者が特定できない場合でも、もしカメラマンも含めて複数人で現場が運営されているのであれば、カメラマン以外の人が進行管理を担当し、必要であれば参加者全員がアイデア出しなどにカットインできるような柔軟な現場運営というのも一考に値します。
といいますのも、ストックフォトのように一回の撮影で多くのカット数を目指すようなビジュアルづくりでは、ある程度設定されたゴールに向かいつつも、その場の即効的なアイデアが予想以上の価値につながったりもするからです。
そのような環境は主催者(この場合のほとんどはカメラマンかも)が意識して作り出していかなくてはなりません。カットインする人が突然その場をかき回してしまうような(または、そのように周りの人達が感じてしまう)事態にならないよう、事前のコミュニケーションが重要となります。特に初めて仕事をするメンバーとは、その場で思いついたアイデアの共有方法を事前にきっちり確認しておくとより効果的でしょう。
そのような環境は主催者(この場合のほとんどはカメラマンかも)が意識して作り出していかなくてはなりません。カットインする人が突然その場をかき回してしまうような(または、そのように周りの人達が感じてしまう)事態にならないよう、事前のコミュニケーションが重要となります。特に初めて仕事をするメンバーとは、その場で思いついたアイデアの共有方法を事前にきっちり確認しておくとより効果的でしょう。
参加する人に「あ、私も何かアイデア出してもいいんだ!」というマインドを持ってもらえるかは重要です。たとえそれがモデルの人であっても。
複数の人から出てくるアイデアを活かす工夫が、費用対効果を上げて行く為の一つの鍵であることは間違いなさそうです。
※ストックフォトプロダクションに携わって10年以上が経ち、アジアでは今でも現場に立つことが多い私の経験や思うことをこれからも不定期で書いていければと思います。
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