2014/04/20

「所変われば品変わる」

仕事でマレーシアのプタリン・ジャヤというところに来ていまして、今日で3日目となります。

マレーシア自体はかれこれ56回目の訪問となりますが、直近の3回は連続でこの地に滞在しています。それ以前はクアラルンプールに泊まっていましたが、いくつかの視点からここが便利だという判断をしました。

それはそうと、ホテルの一室に落ち着き、デスクに向かって今日一日を振返っていると、ふと、今私がいるこの場所は一体どういう特徴があるのか等、殆ど何も知らないという事に思い至りました。

昨年シンガポールに進出するに当たって東南アジア各国の歴史や経済状況をそこそこに勉強していたのですが、ことマレーシアの地域性には殆ど関心を持てていませんでした。

経済はグローバル化しているというのはもはや常識のレベルです。しかし、一方でローカライズという言葉も重視されています。インターネットの発達によってビジネス自体はグローバルに展開(参入)しやすくなってきています。ところが、サイト言語を増やしてその市場に参入したとしても、それは何の意味もなくて、むしろ国境を超えて事業を展開すればするほど「所変われば品変わる」ということわざの存在感の大きさに気付くのが現実です。

なのに、その「所」の理解がなければ事業の成功は望むべくもありません

表面的なリサーチだけでなく、その国に、社会に、文化に、人々に積極的に興味を持ってゆく姿勢を持ち肌で感じることで、市場のより良い理解に繋がるのだと思います。

あと日間ほどの滞在となりますので、しっかり体感してきたいと思います。

※そういえば、TDL等は最近ジャパンオリジナル化が凄いという話を聞きますよね。同社のやり方は参考になりそうです。

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