2012/04/12

多様性を伴った質と量



photo credit: chrisjfry via photopin cc

私のブログでは、記事の内容に関連した写真を必ず掲載するようにしています。この行為が意外にも自分の仕事(マイクロストックフォトサイトPIXTA(ピクスタ)運営)で役立つのです。例えば以下の様な点。

・記事をビジュアルで表現する力
→ニーズに沿ったコンテンツアイデアを連想するスキルアップに貢献

・ストックフォトではない沢山の写真閲覧
→ある特定キーワード関連における、(ストックフォトではない)写真を数多く見る・比較することにより、普段とは異なった視点からのアイデアに繋がります。

・検索結果への不満を感じる事の意義
→ストックフォトのお客様目線に近い状態で写真を探しているので、「欲しい写真が見つからない」という不満感を共有できます

・おまけで、海外サイト(良い写真が多い)を使うケースが多いので「英単語」の語彙が増えます。

このような事を続けていると、回を重ねる毎に、より満足する写真が見つける為に、かなり深いところまで検索することになります。経験値が高くなるにつれ、そういった意欲はどんどん高まってくるので、結果そのサイトのコンテンツ状況がわりと正確に把握できてしまいます。全然違うキーワードであっても同じ様な写真ばかりが検索されたり、探しているキーワードとなんの関係もない検索結果であったりすると「あー、このサイト限界かな」なんて感じたりもします。そんな時は、我ながら身につまされます。

ストックフォトに置き換えたとき、「売れ筋」ばかりのコンテンツを揃えていたら、同じ様な写真が並ぶページが延々と続く結果となりますし、そのような状態ではユーザは早々に飽きてしまうでしょう。ブログ用写真を探す行為を通して実際に自分でも感じた事ですが、コンテンツのポートフォリオには「多様性を伴った質と量」が重要だなと改めて思いました。

因に今日ピックアップした写真のコンセプトは「多様性」=「diversity」。検索していて一目惚れの写真です。僕が今日この記事で伝えたかった事が表現できているでしょうか?

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