2014/06/25

シンプルなコミュニケーション

組織内で何かを伝える時のコミュニケーションは、シンプルであればあるほど機能すると最近になって思えるようになった。

いや、より今の思いを正確に言うならば、「意識的にシンプルにすべきだ」と考えている。

伝えたいことに二重三重の意味や階層を持たせるからややこしくなる。

何があろうと、何が決まろうと、そこに覚悟を持っていれば、自分(達)はどのような考えでこの結論に至ったのかの一点に絞ってクリアに伝える。

仮に、伝えたいことに齟齬が生じれば(まぁ、通常は生じるのだが)、それは何故なのかを当人(達)ととことん話し合う事で、まぁ互いに70〜80%握れる状態に持っていく事が出来れば一先ず合格ラインだ。

とことん話し合う必要性を感じられれば、話し合うという行為に時間と金をかけることに躊躇しないことだ。必要だと思えないから行動に移せないのが問題なのだと思う。

そして、必要だと思えるかどうかは、感性による部分が大きなウェイトを占めているのは無視出来ないと思う。

例えば「あー、あの人何だか納得してないようだな」とか表情から汲み取れるかどうかとか。

その感性はその人が過去にどんな本を読み、どんな経験、体験をしてきたかによって培われる。そして、それらを振り返ることが出来ていれば過去にはきっと人に辛い思いをさせてるし、自分自身も何かしらの傷を受けている事がわかるはず。

それらの積み重ねがコミュニケーションの感性となって内面に宿るのだ。

これからも感性を磨き、シンプルなコミュニケーションを心がけようと思う。


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