2014/07/13

有名キャラクターについて(ベネッセの個人情報流出に関連して)

ベネッセの個人情報流出事件が巷を賑わせている。

事の本質は至る所で様々な議論されているから、今更僕があえて何かを語れることはあまりない。

それにしても、よくも2,000万件ものデータを集めものだなと思う。あらゆる手法が取られたのだろう。

数年前、子供を連れて同社を代表する有名キャラクター系イベントに行った時に、グッズと引き換えという事で、アンケートと共に個人情報を書かかされた記憶がある。

我が家ですらそうなのだから、同社のキャラクター絡みで個人情報を提供されたご家庭がかなりの数に登るだろうことは容易に想像できる。

因みにそのキャラクターはかなりの長寿だから、同様の施策は長年に渡り展開されてきたと考えても差し支えないだろう。

キャラクターってそんなところにも力を発揮するんだなと考えると、その価値は関連売り上げだけでは測れるものではないということになる。

直感的には物販、イベント、著作権関連、映像化等から発生する収益力が浮かぶが、そういった直接的に測れるものの他に、今回の騒動からは、集客力に連動する顧客データーベース構築力というビジネス上最も重要な価値を持っていることが見えてくる。

そう考えると、キャラクターは収益化循環の中心的存在なのだ。

キャラクタービジネス恐るべし。

あー、可愛い顔したキャラクター程、金の亡者に見えてきてしまう僕は純真な心を失ってしまったのか!

いや、むしろこの感覚は、女の子系キャラクターに取り憑かれている娘とも早めに共有するべきかもしれない。

キャラクターを別の角度から捉えること、例えば、創造する側になって考える楽しさだってあるよねと。


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