2014/07/04

三上から抜け出てみた。

昨夜。色々考え込んでしまって、あまり寝られずベッドの上で漫然と過ごしてしまった。

だからと言ってその対象を煎じ詰めるほど考え込んでいたかというとそうでもない。

調子の悪いスマホをいじったり、本に手を伸ばしてみたり、天井を見つめてみたり。最後には無意味な一夜を過ごしてしまったなと明け方嫌な気分になった。

そんな夜はシンガポールだろうが日本だろうがどこも同じだな、なんていう気分をブログに書こうかというリスキーな行動に出てしまいそうにもなったが、こんな精神状態では内容もネガティブになってしまうものだから途中でやめた。

そして、ふと思い付いて気分転換にシャワーを浴びた。

体に当たる水飛沫を感じながら、さっきまで何と無く引っ掛かっていた事柄も同時に流れ去ってしまったかのように、爽快な気分になれた。

ところが、そんな気分のままバスタオルで髪の毛をガシガシ拭いているときに、あるアイデアがふと浮かんできたのだ。それも昨夜、どれもうまく繋がらないなと、悩んでいた幾つかのパーツも何と無くだかスッキリはまるような気がしてきたのだ。

バスタオルを腰に巻き、すぐにノートを開いてアイデアを書き連ねてみた。(こんなときは紙のノートだね)

うん。いいぞ!

アイデアが閃く場所として三上と言われるが、今回はその場所の一つ(ベッド)から抜け出た後に起こった現象。

着想を得るためには、何かに縛られていた自分を、一旦自由にしてやることが何と大事なことかを実感した一夜だった。

ただし、何かにとらわれつつも、一度は深く苦しい位に考えて抜いてみることがあってこその閃きにだとは思う。

しかし、眠い。


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