2015/08/11

顧客ニーズ

B向けのサービスでは、顧客ニーズにも階層があったりしますよね。

その構造はここでは省きますが、僕らが取り組んでいるストックフォト分野についていえば、結局は最終消費者(エンドユーザー)がそのビジュアルを見て「何を感じてくれるのか」、言い換えるならば「何が伝わったのか」という部分をもっと重視しなくてはと個人的には考えています。

そして、その最終消費者層は得てしてコンテンツを直接購入するわけではありません。

そのような見方をすると、顧客ニーズとはどこを見れば良いのかと少し戸惑ったりもします。

コンテンツ制作者側の視点に立った場合、独りよがりな広告ビジュアルはNGというのは定説ですが、しかしながら最終消費者に目線を合わせるならば、対象の業界、もっと言えば特定の企業などを具体的に設定する事で「この業界或いは企業からはどういったメッセージを伝えられたら刺さるのか」といった「自分=消費者視点」と置き換える逆張り的発想も面白いななんて考えています。

これは昨今のマーケティングでは否定されがちな直感的とも言えない取組みだと考えています。

顧客ニーズのどの階層に焦点を置くかで制作者側のアプローチも変わってきますよね。

ビジュアルコンテンツ作りは本当に奥が深いです。

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