2015/07/21

Amazonの映像コンテンツ制作部門

「ナチスドイツと日本に支配された米国」を描く名作SFがドラマ化
というWIREDの記事をツイッターで見かけた。

もちろんドラマの内容と原作自体に興味を持ったのだけど、そもそもAmazonの映像コンテンツ制作部門などというものがあるんだということを知らなくて驚いたし、次の瞬間なるほどなとも思った。

関連記事を検索してみると、今年1月のリリースが見つかった。(Reuter)
米アマゾンが劇場向け映画制作へ、公開後早期にネット配信

同社は、映像コンテンツの膨大な販売データとそれらの協力な販路を持っているし、それらを活用して成功したオリジナルコンテンツは利益率が異常に高いはず。それに独占配信ということになればAmazonのプライムインスタントビデオ自体の魅力も高まってくる。Reuterの記事の方にもあるように、今後成長が見込める新規の投資先分野として当然考えられる選択肢だと思う。

先日も本ブログで書いたのだけれど、Amazonが今後「売れ筋の誤謬」にどう立ち向かうか、本作(掴みは良さそう!)含め今後リリースされるコンテンツ群にも注目していきたい。他メーカーの売れ筋のリプレイスをひたすら追うような、コンビニのPB商品的なコンテンツをマーケットは望んでいないはずだし・・・

それにしても、キュレーション系も含めて各メディアはオリジナルコンテンツに力を入れ始めているように見える。こちらの視点でもコンテンツビジネスの今後の方向性にアンテナを張っておきたい。

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